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少し漏らす
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心をとかすような潤の甘い声、大きな手の優しい動き。
うっとりして、肛門括約筋の緊張が解けてしまいそうだった。
「あ、潤……」
ついに、ふっと一瞬、力が抜けた。
たらっと生暖かい感触とともに、液体が僕の敏感な内股を流れた。
「ああっ……」
慌てて、肛門をしめたが遅く漏れてしまっていた。
僕は大洗氏の目の前で、お尻を向けて、立ったまま漏らしてしまったのだ。
「は、恥ずかしい……」
僕は潤の肩にしがみついて、がたがた震えた。
生理的に我慢しているのと、恥辱と、失敗の恐怖と、なぜか快感のような甘い感じで、僕の唇は、わなわなと震え、脚もガクガクと震えた。
記憶にない幼い日、トイレトレーニングに失敗して、叱られた時のような強い羞恥。
親の期待に応えられなかった悲しみや失望や無力感、罰せられることへの恐怖感。
助けようと思っているのに、親の仕事を増やしてしまった悲しみと、でもそれで、かまってもらえるという喜び。
叱られても、かまってもらえる、甘い喜び。
甘えたい気持ち。
お漏らししちゃった。
恥ずかしさと、屈辱と、羞恥と、失敗感に、うちのめされながらも、甘えて、叱られながらも、赤ちゃんのようにかまってもらえることを期待する、甘い気持ち。
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