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放出 caution
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競争相手の男親を出し抜いて、女親を僕に注目させることに成功した喜び。
記憶とも想像ともつかない気持ちが出てきた。
「潤、恥ずかしいよ、潤」
僕は、潤の肩に額をすりつけたいところだが、同じ身長なので、そうはいかなかった。
譲になら、譲とは身長差があるので、額を肩にすりつけて、広い胸に抱かれて甘えられるのに、という思いが頭をかすめた。
圧倒的な力に身をゆだねる喜びよ。
「全部出して」
潤が、僕の濡れたお尻を触って、漏れた量を確かめるようにしながら、耳元でささやいた。
「恥ずかしい」
僕は、震えながら、下を向いて、潤の肩に顔を埋めるようにした。
「できるよ」
「いやっ」
僕は、恥ずかしさに、かたく目をつぶると共に、肛門も、水を漏らさないように、ぎゅっとしめた。
「力を抜いて」
しかし、潤にお尻を撫でられると、またふっと力が抜けてしまった。
「はあっ……」
ぶしゃあ、とお尻と腿と脚が濡れていった。
腿を伝う温まった水の感触。
敏感なところを舐めるようにつたい落ちていく。
「気持ちいい……」
僕は、放出の快感に耐えるように、いまだ緊張に縮めた手を、ぶるぶると潤の肩に置いていた。
脚をつたう、液体の流れを感じる皮膚の感覚。
僕の、快感に耐えるために、ぎゅっとつぶっていた目の、緊張した額と頬の筋肉が、しだいに快感物質に支配されてゆるんでいき、やがて、うっとりと、目を閉じているかのようになった。
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