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【12章 テラスで】
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さんさんと光のふりそそぐ五月の明るい正午に、潤とおじ様は、リビングダイニングから張り出したウッドデッキのテラス上に、全裸をさらしながら、向かい合わせで立っていた。
「潤は、気持ちいいこと、もっと、もっとしたいの。ねえ、おじ様、もっと、して? 潤のこと、いっぱい……」
裸の潤が、訴えかけるように、長身のおじ様を見上げて言うと、おじ様の裸の胸に、寄りかかって、甘えて頬を、小犬のように、こすりつけた。
「ああ、いっぱい可愛いがってあげるよ、潤」
おじ様は、低音ボイスで答えると、おじ様の掌が、潤の、腰のくびれを愛でるように、撫でた。
「お尻も、お尻も触って」
潤は、おじ様の胸に、すっぽりはまり込んで、腕を胎児のように縮めて、お尻を、おじ様の身体に絡みつく蛇のように、くねくねと左右に振って、焦れたように、ねだった。
「んん、早くほしい」
潤のお腹が、おじ様の性器を擦っていた。
おじ様の手が、ゆっくりと焦らすように、大理石の像を流れ落ちる水の軌跡のように、滑らかな曲線を描きながら、潤の背中から、双丘へと落ちていく。
「はあっ、はあっ」
潤の息が荒い。
潤は、我慢できないのか、自分の脚を、おじ様の脚の間に無理に割り込ませた。
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