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「仕方ないだろ、お前が好きなんだから…!」
アキラが恥ずかしそうにその事を言うと、永久はアキラの顔をみた。
「アキラ…君?」
「お前いつも俺が手とか握ろうとしたり、キスとかしようとしたら、さっきみたいにあんな感じの悪いリアクションとかされら、俺だってけっこう傷つくし…!!」
「すこしは俺にあわせろよ!!」
アキラは自分の不満が募ったのか、カッとなった途端にそれを思わず言ってしまった。
信号機が青にかわると、立ち止まっていた通行人が2人の方へと視線を向けた。
アキラはハッとなって思わずまわりを見た。
まわりをみると、やたら周囲の視線がきになった。
永久は下を向くと、彼のその言葉に急に泣き出してしまった。
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