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「いいよ隠さなくても。幸せのオーラが出てたから、ちょっと聞いてみたかったんだ」
僕は恥ずかしそうに照れた。
「そ、そうですか…――?」
「うん。幸せのオーラが出てる!」
僕は穂波先輩にそう言われて気がついた。
そう言えば最近、自分でも気づかないうちに顔がニコニコしてたことに気がついた。
そんな僕に穂波先輩はさらに尋ねてきた。
「ひょっとして今、誰かに恋してるのかい…?」
穂波先輩がそう言うと、僕はその言葉に、急に顔が一気に赤くなった。
「いえ、ちがいます…!!」
「違います…違います…」
僕は段々と小さい声になりながら、アキラ君に恋していることが周りや、先輩にバレないように必死でその場で隠した。
穂波先輩は少し笑うと、僕に話した。
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