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「そ、そうなんですか…!?」
「ああ。それだけじゃない」
「わが校のサッカー部の顧問の先生は西高との練習試合だというのに」
「相当サッカーに入れ込んでいる様子だ」
「これはただ事じゃない」
僕は再びその事に驚いた。
「アキラ君…大丈夫かな?」
僕が心配して呟くと先生は僕に言い返した。
「アキラ君…?」
「佐野嶋のことか?」
「佐野嶋ならさっき、グラウンドを10周近く走らされてたぞ?」
僕はその場で固まった。
僕は心配になって練習を見に行こうとした。
すると、先生は門の前に立って僕に言った。
「さあ、帰った帰った!」
「嫌です!」
「ここでアキラ君を待ちます!」
僕がそう言うと、先生はあきれて僕の腕を掴んだ。
「本当聞き分けの出来ない生徒だな…」
「私を怒らせたいのか?」
先生はそう言うとかけていた眼鏡を外して、
突然、僕の顔を鋭い目でジッと見てきた。
「お仕置きしたい所だが私もこれから大事な用がある」
「仕方ないから車で家まで送ってあげるからいい加減家に帰りなさい」
先生はそう言うと僕の腕をぐいっと掴んで
車置き場に行こうとした。
すると、先生のポケットから携帯が鳴った。
先生は慌てて電話にでた。
僕はチャンスと思い、その場を逃げようとした。
しかし、先生は電話で誰かと話ながらも。僕の手を大きな手でガッチリと掴んでいてなかなか離さなかった。
僕はその場で暴れだした。
『離して下さい!』
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