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ハーモニー side.柊
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侑紀の歌声につい、俺も共に歌ってしまう。
侑紀は俺の帰宅に気づかないらしい。
侑紀がいるであろう部屋に引き寄せられるかのように進む。
俺の口はまだ歌を紡いでいた。
がちゃりと扉を開けると侑紀は驚いたようだったが、俺が目で促すとそのまま歌った。
侑紀の少し高い声と、俺の低い声。
二つが合わさってハーモニーが生まれていた。
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