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レッスン7-2
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「やっ……先輩、せんぱい!」
「何?」
「き、汚いから駄目です!」
「へーきへーき」
喚くのを無視して舐め続けていたら、だんだんと声が色づいて来た。
「気持ち良くなってきた?」
「……すこし」
少しって喘ぎ方じゃなかったけど。
そろそろいいかなと、中指にゴムを付けて、ローションを垂らす。
「挿れるよ、力抜いてね」
「あ、力抜くって、どう……ん」
きゅうきゅうと入り口で締め付けて、指の侵入を拒むのが、何だか旭に僕が拒まれているみたい。
なんてちょっとセンチメンタルな気分になってしまうとか、重症だ。
「深呼吸して。大きく息を吐いてみて」
項に唇を落としながら、緩んだところを見計らって指を進める。
びくり、と体が跳ねた。
「痛い?」
「痛……くはないけど、なんか」
「うん」
「へん、な、感じ」
「少し、動かしても平気そう?」
「はい」
中をゆっくり探って、膨らんでいる場所を探り当てた瞬間。
「ひ……っ!あ、あ、なに、やぁ!」
「ここが前立腺だよ」
「あっ、あ……わか、わかったから、やめ、て」
「まだ変?気持ち良くない?」
「やっ……もう、よすぎて、へん、なるから…やっ、やあぁ!」
クッションをぎゅうぎゅう握って、頭をぐりぐりと擦り付けるのを見ていたら、僕以外にすがっているのが気に食わなくて。
身体をひっくり返して、ぽかんとしているのをいい事に、その手を背中に回させた。
「指、増やすね」
「あ、まって、あ、あ……ひ、ぁ」
前立腺を引っ掻くようにするたびにびくびくと震える。
顔はもう、涙でぐちゃぐちゃだ。
「ん、ん、もうだめ、でちゃう」
舌ったらずになるのが愛おしくて、思わず好きだよって口走りそうになったからキスして自分の口を塞いだ。
思う存分、口内を味わってから離してやる。
「は、ぁ、でちゃった……」
初めてなのに後ろでイけちゃうとか、凄いよね。
とろとろまどろみ始めた旭の額にキスをする。
これだけ愛情表現してるんだから、そろそろ気づいて欲しいな、とか。
ただのエゴだけどね。
「せん、ぱい」
「ん、おやすみ」
久々に1人で抜くハメになったけれど、こんなに切ないものだとは思ってもみなかった。
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