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温かい
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僕の顔に僕のとは違う髪がかかる。
右耳に温かい息を感じる。
背中を、温かい大きな手が支える感覚がある。
そう、僕は光浦くんに抱かれていたんだ。
「大丈夫…大丈夫だから…」
強張った僕の体を安心させるように、光浦くんは僕の耳元で何度も囁いてくれる。
何て…温かいんだろう_____
強張った体がみるみる力を失っていく。
この人なら信じてもいいのかな?_____
僕はだんだん意識が遠退いていった。
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