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夢見心地
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僕はまた光浦くんに抱かれ、リビングに戻る。
髪、乾かしたいな_____
髪乾かしてからじゃないと補聴器出来ないし_____
「光浦くん…ドライヤー、貸してくれないかな……?」
僕がそう言うと、光浦くんはまた風呂場に行き、ドライヤーを取り出してくれた。
貸してもらおうと、手を伸ばす。
でも光浦くんはコンセントを刺し、ドライヤーを持ったままソファに座った。
そして、自分が座っているソファの下を指さした。
光浦くんの前に座れって事かな?_____
僕は少し戸惑いながらも光浦くんの前に座った。
すると光浦くんの手が髪に触れ、やがて熱風が起こる。
え、乾かしてくれるの?_____
僕は若干びっくりした。
嬉しい_____
でも、何で?_____
何でいきなり髪を乾かしてくれたんだろ?_____
光浦くんの指が僕の髪を解かす。
何か、すごく気持ちいい_____
髪を解かされる度につい目を閉じてしまう。
けど、そんな夢見心地な気持ち良さも終わってしまう。
熱風が止まった。
あれ、もう終わり?_____
僕はチラと光浦くんを見上げる。
すると光浦くんは嬉しそうに笑い、僕に補聴器を渡してくれた。
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