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24 夜人side
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「んー、そろそろ休憩しようか?…………あれ」
寝ちゃった……?やっぱつまんなかったかな。。
イスから落ちると危ないので、ソファに寝かせるため抱き上げた。
「………よる、ひとさ、…」
…? 寝言かな……?
「す、き………」
すき、か……。
何でだろうな。
さっきは誤魔化しちゃったけど、旭クンにこう言われると凄く嬉しいっていうか、少し胸が締めつけられる感じがする。
それに、時々たまらなく愛おしい顔するんだよね。彼。
これも弟っぽく見えてるせいなのかな?
ふと見ると、旭クンの手が小さくキュッと袖を摘んでいた。…すると気がついて……、
「………ん、……はっ!!よ、夜人さんっ?!わ、ごごめんなさいっっ!!」
「あっ!ちょ、落ち着いてっ!あぶな…っ」
バランスを崩し、抱えたまま尻もちをついた。
「…っごめん、大丈夫…?」
「あ…あ、あああえとっ……っ」
涙目になりながら顔を真っ赤にして完全にパニックになってる……。
なんで、そこまで赤面するのかな?
この間も赤くなって目を合わせてくれなかったよね…。
理由は、良く分からないけれど……。
この顔の旭くんは、一番愛おしい………。
考えるよりも先に体が動いて、腕が彼を引き寄せ、顔を寄せていた。
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