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「ふぅっ……んぅ……」
口内をくまなく蹂躙され、閉じられない口角からは唾液が垂れて頬を伝う。
息を継いでいる暇も無いから叶多の顔は真っ赤になり、爪先が痙攣してヒクリヒクリと空気を掻いた。
―――このまま……。
虚ろに開いた瞳の中、眉間に少し皺を刻んだ端正な顔が一杯に映る。
須賀が何故、自分にここまで辛く当たるのか分からないが、元々大した理由があって始まる虐めなんて無い。
―――消えたい。
心が相当弱っていた。
酸欠で、だいぶ朦朧としてしまっているせいもあるが、ここから消えてしまえたら……どんなに楽になれるだろうと心の奥で叶多は願った。
決して死にたい訳じゃない。
ただ、この空間から消え去りたいとぼんやりと思ったのだ。
「ぐっ……ふぅっ!」
だけど現実は残酷で……そんな叶多の現実逃避はお見通しだと言わんばかりに、須賀の指先がアナルに触れ、そこから一気に二本の指が根元まで深く突き立てられた。
「んっ、んぐぅっ!!」
グリグリと中を掻き回され、その激しさに叶多の身体が何度も奇妙に跳ね上がる。
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