アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
48
-
「下手くそ」
そんな姿を喉で笑い、自慰すら殆どした事の無い叶多の指を片手で掴むと、須賀は胎内(なか)から指を引き抜き、勃ち上がったまま震えるペニスの根本に何かをカチリと嵌めた。
「ひっ、あっ…なん……」
「今日は達かせないって言っただろ?」
「やっ…やだっ……イきたっ…」
「イきやきゃイけよ」
耳朶を甘く噛み囁く声が、僅かに上擦っている事にさえ気付かない叶多はイヤイヤと首を振り……物足りなくなった後孔へ片方の指をズプリと差し込む。
「ひっ……くぅ……」
いつもはただ慣らす為だけの屈辱的な行為だが、訳が分からなくなった叶多は、必死にさっき須賀が触れていた場所を探して引っ掻いた。
「あっ、アァッ」
「気持ち悦い?」
「ひっ!いいっ……きもち…イイっ」
電流が流れたように体をピクピク痙攣させ、もっと奥へと触れたいのか、体勢を変えようと動く華奢な体を抱き締めると、虚ろに開いた瞳の中にうっすら怯えの色が浮かぶ。
「そんなに怖いか?」
「ひ……ん、んぐぅっ」
質問の意味なんてきっと理解もしていないだろうが、それでも視線を逸らした叶多に苛立ちを覚えた須賀は、両手を掴んで動きを封じ、そのまま頭上に縫い止めてからその唇を口で塞いだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
250 / 552