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朝則は意地悪◆寝山◆
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朝則は俺を助けてくれた。
仕事も世話してくれて、そのまま住まわせてくれている。
「家賃半分払う」
「身体で払ってもらってるよ?」
「いや、身体じゃなくて!現金で!電気代もガス代も!」
「身体で払って?」
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!」
朝則のセックスは気持ちいいけど、足腰が立たなくなるまでヤられるから、休みの日に買い物とか行けない。
夜に朝則と閉店間際のスーパーに行くくらいだ、あと昼休みに百円均一に行こうとすると付いてくる。
まあ、二人で買い物に行くのは嫌いじゃない。
「裕太明日は休みだよね?」
「朝則ちゃんと寝ろよ!お前が倒れたら嫌だからな!」
朝則は…意地悪だけど俺を気遣ってくれてるの知ってるし、夜中に俺を見てたりする。
「抱き締めて寝ていい?」
「朝則がそれで寝られるなら」
「寝かさないけど?」
「明日は買い物に行きたいの!」
「ふーん…」
まさか…休みが一緒の日に行こうとか言うんじゃないよな?
「明日は午後からの出勤だから、一緒に行こうか?」
「マジで?」
「うん、だから一緒にね?」
「朝則何買うの?」
「んー…ベッド?」
「新しいのに変えるのか?」
今のベッドは、俺が一緒に住むようになってダブルベットからクイーンにしたのに…。
「木製のベッドにしようと思ってね、マットレスは変えないけど、シーツも新しいの欲しくない?」
「洗い替え?」
「紫とか黒とか…」
「朝則…色的にエロくないか?」
「裕太が乱れた姿が見たいからね?」
「俺は見たくない!反対!」
まあ反対しても朝則は買うんだけど…、そんな色が無い事を祈るよ…。
「無ければオーダーメイドで」
「買わさない!注文させない!」
「まあまあ冬用にボアのベッドカバー欲しくない?」
「それならダブルの毛布欲しい…ボアと毛布に挟まれたい♡」
全裸で挟まれたら絶対に気持ちいい♡
ボアのベッドカバー色違いで二枚欲しいなぁ♡
明日が楽しみだ!
ランチが終わりお客様もまばらになる。
朝則が作ってくれたまかないを食べながらスタッフルームのソファーに座る。
「俺も料理頑張らなきゃ…」
ちなみに今日のまかないはナポリタンにサンドイッチだ。
「裕太?」
「サンドイッチうまい」
「ふふふ、ありがとう」
「俺も作りたい…」
「裕太は飲み物担当だから」
「何飲む?」
「裕太のミルク…ふがっ」
「そんなメニューねぇよ!」
朝則は爽やかなイケメンで、そんな口からは卑猥な言葉が飛び出す。
俺は俺でまだナンパされたりナンパしたりをしているが、誘いはしても誘われない、俺は朝則に惚れてる。
俺が朝則と恋人同士だとお客様も知っているし、誰も俺のナンパを本気にするお客様も居ない。
しばらくして、俺の体調が優れなくなる。
「裕太食欲無い?」
「なんかダルい…」
「病院に行こうか?」
「んー…病院嫌いだしなぁ…」
何となく…予感はしてる。
朝則に内緒でちまちま貯めた小遣いで、更に朝則に内緒で病院に行った。
医師に言われたのは毎朝体温を測りなさいと…。
そしてここ最近体温が高い。
朝則に判定薬とか買って来てとか言えないから、病院の帰りに買って来た。
まだ使ってないけど、間違いなく俺の腹の中には朝則の子供がいる。
驚かせたいのもあるが、妊娠したのがバレだら…、また昔のようにセフレを作るかも知れない。
「うっ…」
「裕太?」
「ごめっ…」
これが悪阻か?
なんとも言えないな…。
そして、トイレで吐いた。
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