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予兆
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それから俺と先輩は疎遠になってしまって…
なぜかはもう忘れてしまったけど、ひどく焦がれていたのだけ覚えている。
それを恋と気づくのはもっとあとだったけれど。
その時、どこからか先輩の甘い声ときぬ擦れ、ベッドの軋む音以外のものが聞こえた気がした。
急に現実に戻されて、俺はおもちゃをいじる手を止めずに目線だけをまわりに巡らせた。
まさかもう追ってきたのか…!
だけど今のところ部屋に何も変わったことは見当たらない。
先輩の服と玩具が散らばってるだけだ。
俺はなんだろうと疑問に思いながら上半身を低くして指の動きをはやめた。
クチュクチュクチュ…ッ!
キュポンと一気に指を引き抜き、俺はイチゴのような形の玩具を手に取った。
「ん…!ンぅ…は…ふぁ…」
ゆっくりとそれを押しこむ。
「イッ…! イタ…い! や! それ…ん…ゃ」
「ん? そっか…まだアイツ手ェ出してなかったのか…ヘタレめ」
するとさっきまで反応がイマイチだった先輩が突然過敏に反応した。
あまりに痛がるので、俺は先輩のその口を塞いだ。
舌を差し込みなかをかき混ぜながら、悪趣味だと思ったけどうっすらと目を開けた。
絶景だった。
「ぁんぅ…ん…ひゃむ…」
言ってしまえばもうトロトロにとけてしまって気持ちよくてしかたない、そんな顔。
「んんうー!」
「はいはい、そんなにキスが好きか」
見せつけるようにだらしなく口を開けて腰をゆるゆるとふる。
時折あたる俺の指先にまで感じて、アナルがヒクヒクと動くのが見えた。
あぁ、もう、ヤベェ。
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