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「あー痣になってるね〜これどうしたの?」
寮に帰るなり、いきなり脱げと言われて上だけ脱がされた。
寒いっつうのに全く聞かねぇ
そして…どういう流れでか嶋津に背を向けてリビングのソファに座らされている。
「ぶつけただけだ、つか冷たい手で触んなさみぃんだよ」
「湿布貼っとく?」
「……つめてぇからいらねぇ」
ほっときゃ治るしな
まだ何か言ってる嶋津をシカトして服を着る。
やっぱり動くと少し痛むが別に生活に支障をきたすほどでもない。
「仁ちゃんって鍛えてるんだね〜」
シャツのボタンをとめている俺を向かいに座って眺めながら言う。
「まぁ、それなりにはな」
「すっごい喧嘩強そうなのにな〜」
「人を見た目で判断するな、アホ」
「いや〜見た目だけじゃなくて性格もだって!生意気だし〜?自己中だし〜?常に話し方が喧嘩腰だし〜?」
「……お前は俺をバカにしてるのか?」
自分で言ってゲラゲラ笑う嶋津を軽く睨みつけ、夕飯の支度に向かう。
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