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罰と言う名の復讐3
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雅希が手に取ったのは、銀色の長いスティック。先端が緩いカーブを描いていた。
「な、に…それ…」
優斗の問いに、「膀胱まで届くらしいよ」なんて、楽しそうに雅希は答える。
うまく頭の回らない優斗は雅希の言っている意味がよくわからない。
「こんなにだらしないちんこには、お仕置きしないと…ね?」
薬を盛っといてよくいうと、普段なら思うけれど、今はもうそんなことは考えられない。ただ、お仕置きという言葉が頭の中を何度も何度も繰り返される。
その間にも雅希はそれを使う準備を進めていた。
「じゃあ、いれよっか」
ローションをたくさん絡ませた銀のスティックの先端が尿道口に突きつけられる。
「やっ!!」
頭が回らなくても、流石に危機感を感じ腰を引いて逃げようとする。けれど、うまく力の入らない身体で逃げられるはずもなく、簡単に雅希に捕らえられてしまった。
「マサっやめっ!やだ、やだ!」
それでも抵抗を続けていた優斗は、雅希に媚薬のせいで尖った乳首を服の上から思い切り抓られる。
「い"ゔっっ」
突然の痛みに動きが止まる。更に追い討ちをかけるように、「これ以上抵抗したらもっと痛いことをする」と言われれば、もう優斗には抵抗しようという意思はなくなってしまった。
抵抗をやめた優斗を確認してから、再度先端を突きつけてくる。
ペニスの先から金属が入り込んできて、あまりの痛みに腰を引こうとしてしまうけれど、さっきの言葉を思い出して、ただひたすら痛みに耐えることしかできなかった。
「ひぅっっ痛いいたっ…マサっ痛い」
しかしだんだん痛みとは違う感覚が襲ってきて、優斗は困惑する。少しずつ確実に犯されていく感覚にゾクッとする。それはここ数日で徹底的に教え込まれたものと同じだった。
「大分飲み込んだな。気持ちいい?」
「……よくない…」
そんなことをいいながら、薬の所為もあるだろうが、出したり入れたりをしながら少しずつ中に押し込めていくのと合わせるように、腰を動かしていることを優斗は知らない。
「嘘つけ。ここ、こんなにしてるし、腰動いてる。」
細かくブジーを揺らされると、腰は浮いて口からは嬌声が漏れ、感じていないだなんて見え透いたことは言えなくなる。
だけれど、微かに残る理性がこのまま快楽に流されては駄目だと忠告してきて、なるべく堪えようと唇を強く噛みしめる。
しかしそんな努力も次の瞬間にあっけなく無駄になってしまった。
「我慢しちゃ駄目だろ?」
「ひぃうぅっっ!やぁあ…」
今までゆっくりと挿れられていたものが、一気にねじ込まれて、ついに竿の付け根の奥まで入り込んできた。
コツっとどこかにあたる感覚がした途端、ものすごい刺激が襲ってくる。
「ふうぅっ…あぁっやぁあっ」
「いいところに当たったみたいだな」
何度も前立腺を擦られるせいで、勝手に尿道口とアナルがヒクヒクと伸縮をする。
「ここ寂しいの?欲しい?」
伸縮を繰り返すアナルをトントンと突かれる。
「ひぅっ、あぁっ」
本当は媚薬のせいでさっきから中が疼いて仕方ない優斗にとって、その刺激は大きかった。早くその指を挿れて、中を掻き回して欲しいと考えしまう。
いつの間にか、その刺激を求めて、伸縮する入り口に触れられるだけの指に、自分から腰を動かして擦りつけていた。
「ん、あぁっ…マサっマサっ」
強請るような甘い声が溢れ出る。擦りつけるだけの刺激は到底今の優斗には物足りない。尿道に突き刺さっている棒が与える前立腺への刺激も手伝って、もう優斗には理性のかけらも残っていなかった。
「自分から擦りつけちゃって…そんなに欲しいの?」
「んっ、んぁ…ほしいっほしいっ…身体…あついっ」
すっかり快楽に流された優斗を見て、雅希は笑みを浮かべた。
いつもなら、その笑みがもたらすものは良いことではないと分かるけれど、今の優斗には理解できるわけもなく、ただただ快楽を求めるだけ。
「ちゃんといい子にできたら欲しいの沢山あげるよ。ちゃんとできる?」
ーいい子にできたらー
それが何を意味するのかは分からないけれど、とにかく早く楽になりたくて頷く。
「そう」といって笑みを深めた雅希は、尿道に刺さっているものを少し引き抜いてから、もう一度思い切り突き刺してきた。
「ひあぁぁっ!いたっ…んうぅ」
痛いのと気持ちいいのが同時に押し寄せてきて、優斗の目からは生理的な涙がでてくる。
そんな感覚に悶えていると、器用に尿道にブジーを突き進めていた雅希の動きが止まった。
「膀胱まで届いたみたい」
その声と同時にもう一回突き刺されると、背中に甘い疼きが走る。
「ひぅっ」
しかしその瞬間、別の感覚に襲われ…
「マサっマサっ、なんか変っ…出ちゃうっなんか、でちゃっ…」
「いいんだよ出して。兄貴はここで、弟の目の前で勃起しながら、このパイプを伝ってお漏らしするんだから。」
ーーお…も…らし…?
優斗を襲っていたもう一つの感覚は排尿だった。膀胱まで届くブジーはパイプのように中は空洞になっていて、本人の意思とは関係なく尿が流れてしまうものになっていた。
「やだっやらぁっ…漏らしたくないっ…許してっ…もうゆるしっ…」
「だーめ。気持ちよくなるためにいい子にするんでしょ?大人しく弟の前で漏らしなよ。容器も用意したから。」
そういって、目の前に容器が置かれる。軽くブジーを揺さぶられて刺激されれば、もう優斗は我慢することができなかった。
「やらっ出ちゃうっ出ちゃっ…やあぁっ…あぁっ…」
チョロチョロと管を伝って尿が漏れる。
ーーマサの前で…弟の前で…俺…
排尿することにさえ、快感を感じている自分が嫌になる。せめて、この姿を出来るだけ見えないようにするために脚を閉じるけれど、雅希によって更に開かれる状態になり、この痴態を全て見られてしまう結果になった。
「だめだろ?お漏らしして、気持ちよくなってるところ全部見してくれないと。」
「マサっお願っだから、見ないで…お願いっ…見ないで…おしっこ…やだっ…こんな」
そんな優斗の言葉と対比するように、雅希は優斗の顎を持ち上げ、痴態を晒していることに、絶望と恥ずかしさの混ざった顔をしている優斗を見て、「兄貴、かわいいよ」と鼻で笑いながら頬にキスをしてくる。
ーー兄貴って呼ぶけれど、兄貴なんてもうこれっぽっちも思ってないんだろうな。
全ての尿が出終わった後に、ブジーを中を擦られながら引き抜かれ、薬はまだ効いているらしく再度身体は熱をもつ。
「こんなにたくさん出ちゃったね、おしっこ」
「うう…」
さっきの行為は優斗のプライドを壊すには十分すぎるほどで、優斗は投げやりな気持ちになっていた。
ーーもうどうでもいい。早くこの熱から逃れたい。
優斗はもう考えるのをやめて、快楽を求めることだけを考える。
ーー何も考えなければつらくない。あの時みたいに、ただ受け入れて求めればいい。あの頃みたいに…
優斗は中1から高3まで続いていた行為を微かに思い出し、一瞬身体がこわばるのをどこか他人事のように感じていた。
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