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優斗の秘密
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[もしもし?優斗?]
ワンコールで相手は電話に出てくれた。
「あっ!アユ?」
[よお!久しぶり〜。元気にしてるか?]
久しぶりに聞いた親友のいつもと変わらない声に、涙が出そうになる。
「アユっ…俺…俺いまっ…」
「…兄貴。なにやってんの?」
「ーーっっ!!!」
いつの間に帰ってきていたのか、雅希が真後ろにたっている。雅希の顔にはあからさまな怒りの色が宿っていた。
「…マ、サ…」
身体が震える。
[優斗?おい?どうかしたのか?]
歩夢の声が聞こえるけれど、優斗は予想外の事にパニックになっていて、なんていっているのか理解できない。
雅希は優斗に近づいて、力が入らなくっている手からケータイを取り上げ、向こうから何か言っている声を無視して通話ボタンを切った。
「…歩夢。…兄貴この人に助けを求めようとしたの?」
優斗はただ震えるだけで、なにも答えられない。雅希はそんな優斗に舌打ちすると、ベッドに押し倒し腕を拘束した。
「い"っ!!」
優斗は自分の手首をつかむ力の強さに顔を歪める。
「夏の間一回も外に出すつもりないって言ったよね?どうやら兄貴には躾が足りないみたいだから、逃げようとしたらどんなに痛い目にあうか分からせてやるよ。」
雅希の発する言葉に震えが更に大きくなる。雅希はそんな優斗を一瞥しながら優斗を縛っていった。
数分後、優斗は革製のベルトを手と足に嵌められ、右手と右足、左手と左足を短い鎖で止められて、その鎖を首に嵌められた首輪に繋がれた。首の横に手と足がある状態になった優斗は、尻を上に浮き上げ、全てを晒しているわけだから、雅希に何もかも晒していた。羞恥と態勢の苦しさで白い肌がほんのりとピンクに色づて色気が増す。
「マサっ…ごめんなさいっもうしないから…だからこれっはずして…恥ずかしい」
震えながらもやっと優斗は口を開いた。
「ダメに決まってるだろ?これはお仕置きなんだよ?逃げようとした兄貴が悪い。でもそうだなぁ、恥ずかしいならこれ付けてやるよ」
そういって雅希は取り出した黒い布で、手際良く優斗の目を覆い隠す。
「見えなきゃ恥ずかしい格好してることなんて分からないだろ?」
すると不自然なほどに優斗が震えだした。
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