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幼なじみであり恋人である俺らの話【終】
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「…んんぁぁあっ……ああっ!…ぁん…もっ…あぁぁっ…ン…しんじゃ…ぃ…ッ…そぉ……ふぁん…あっ…あんっ…!ひぁぁぁっ…」
騎乗位でするなんて初めてで、気持ち良くてほんとに死んじゃうんじゃないかって思う。それか、とろっとろに溶けちゃいそう…
半開き状態の口から、飲みきれない唾がタラタラと垂れていく。それを駿がエロいなんて言ってペロッと舐めとったけど、そん時の駿の表情の方がエロいわ。欲情しきった色気のある顔で舌なめずりなんてされて、どんだけ俺を興奮させる気なんですかね全く…
駿もいつも以上にがっついてる気がするし。幸せだからいいけど、明日辛いだろうなー、でも、優しく看病してくれるのもいいかもね。何てことを考えてると、
「ごめん、明日優しくするから、もうちょっと激しくするね」
って。まさか、これが以心伝心か!?いや、意思疎通か??
ついには俺たち、お互いの気持ちもわかるようになりましたー!いえーい!!
…こんなに幸せだなんて早死にしそうだって。
もう、ほんと
「好き…」
「俺も好き、大好き…可愛い」
甘くてとろけちゃいそう…
イチャイチャタイムも終わり、リビングでダラダラとくつろぐ俺たち。大して見てもいないテレビはつけっぱで、たわいない話をする。
「なぁー、お腹空かねぇ?」
「そだね、じゃあ作ってくるよ」
「…じゃなくてさぁ…」
「ん?」
俺は恥ずかしくて少し下を向いた。大して恥ずかしいことでもないが、俺にとっては恥ずかしいもんは恥ずかしいんだ。
ボソッと呟く。
「一緒に…作ってみたいなっ、て…」
すると何でか駿は黙り込む。もしかしてダメだった?そう思い恐る恐る駿の顔を覗き込むと、そこには笑っている駿がいた。
「ちょ、え!?なんで笑ってんの!?もういいしっ」
ごめんってさらに笑う駿。「可愛くてつい」なんて言ってソファから立ち上がるついでにチュッっとリップ音をたててキスをする。
「ばーか」
俺が少し俯いて笑う。
そしたら、視界に駿の手が見えた。
意味がわからなくて顔を上げると、嬉しそうに笑う駿が手を差し出していた。
「ご飯作りにいこ?」
あまりにも綺麗な笑顔だったから、俺は差し出された手を素直に握ってやった。
「……ったく、しゃーねーなぁ」
なんてさ言ってさ。
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