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【10・8】③
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"さて、俺も一眠するかな…"
そう思った矢先、
保健室のドアが開く音がした
「星月先生ーいますかー?」
急患だ…
「はいはい、ここにいるぞ」
俺はカーテンの無効にいる生徒へ答え、生徒の元へ行こうとして
「んっ…」
直獅が俺の白衣を握りしめていたことに気づいた
"仕方ない…"
俺は白衣を脱ぎ直獅の額にキスを落とし、
生徒に直獅を見つけられないようにカーテンを閉めた
「どうしたんだ?」
生徒のそばによる
今までいつものように一人でサボっていたように
「体育で怪我をしてしまって…」
「全くこの学園は元気なのが多いなあ」
直獅を含め、怪我人が絶えないため保健室は忙しい
直獅にいたっては生徒に紛れて遊んでいるから怪我だらけだ
"俺の睡眠時間が無くなるじゃないか…"
そんなことを思いながら生徒に治療をする
「こんなものでいいだろう」
傷口を軽く叩きながら告げる
「いたっ!
…もー星月先生痛いですよー…」
「ははっすまない。
終わったぞ、くれぐれもまた保健室にくるんじゃないぞ?
俺の仕事を増やすな」
「けが人の治療が先生の仕事でしょー?!」
少しの雑談ののち
「では、ありがとうございました。」
「おう、気をつけろよ」
「失礼しました」
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