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【10・8】④
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さて、と。
生徒を帰し
カーテンを開けた
ずっと気になっていた
そっと直獅の額に手を置く
"やはりな…"
熱かった
さっきの額へのキスで違和感を感じたのだ
風邪でも引いたのだろう
直獅は人の変化には敏感に反応するくせに自分になると馬鹿なくらい鈍感だ
こうやって、体調が悪いのを気付かないで、無理をする…
「直獅、起きろ直獅…」
「ん…ふぇ、こたろーせんせ?」
少し直獅の身体を揺すると目を覚ました
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