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110.✩破壊力
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✩✩✩✩
これ、思ってたより、ほんとにやばいやつだ……。
楓さんの上で腰を揺らしてみて、初めてそのことに気付いた。
汗をかいているせいで髪が首筋に張り付いている楓さんから、なんとも言えない大人の色気がでている。その色気を真っ向から受けて身体の奥底が疼くような感じがした。
強い快感に呑み込まれないようにしながら自分で動くことに精一杯で、本当に楓さんを気持ち良くできているのか心配だった。
ふと、楓さんを見ると目が合った。いや、合ってるけど合ってないみたいな………、そんな違和感を覚える目だ。
この目、何か別のこと考えてるんだ……。
今の楓さんの目は、俺といるのに前の俺を考えてるときのものと同じだった。
視線は俺を見ているけど、きっと本当は俺を通して他のことを見ているんだ。
………今度は何を考えてるんだろう。
「楓さん………どうか、した?」
思い切って聞いてみると、楓さんはちゃんと俺に意識を向けてやわらかな笑顔を浮かべた。
色気に加えて笑顔の破壊力が半端じゃない。
また自分の中がきゅーって楓さんのモノを締め付けるように動いた。
「ん、大したことじゃないよ。………ほら、もっと動けるでしょ」
「あっ……あっ…………や、かえでさん……」
下から突き上げられて自然と声が漏れる。
もう長い間イくのを我慢しているから、楓さんに突かれるとすぐにイきそうになる。
現に俺のモノからは大量の先走りが溢れ出ている。
だけど、イくなら楓さんと一緒がいい。それを言ったら楓さんは妖艶な笑みを浮かべて強く自身を沈めてきた。
「あぁっ………は、ひっ……あ、あ………かえ……さ……ああ……イくっ………」
「ん、一緒にイこうか……」
握りこまれた前がぐちゃぐちゃと卑猥な音を立てている。
俺から頑張るって言い出したのにもう身体に力がうまく入らなくなっていて、下から楓さんに突き上げられているだけだった。
「……は、あっ………っ、く………あぁぁぁあ……!」
深く抜き挿しされて射精感が強くなってきて何度か前を扱かれると、俺は背中を丸め震わせてイった。
「旭、も、ちょっと頑張って…………」
イって脱力して自分の上にぱたりと倒れ込んだ俺にキスをしながら楓さんがそう言った。
「ああぁ………は……あっ、…かえでさ………なか……なかに、ほし………」
「ん、あげるよ………」
ビクビクッと楓さんのモノが脈打って中に楓さんのが注がれるのを感じた。
ああ…………やばい…気持ちいい………
俺の意識はそこで途切れた。
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