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寮到着
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理事長室のある棟から出て、早く離れたかった事もあり寮まで着いて来るという副会長の申し出をパンフレットを掲げて地図があるからと無理やり納得させその場で別れた。
ありえない・・・広すぎる、学校にそんな豪華な噴水ひつようですか!?夜になったらライトアップされるんですか、そうですか!
あまりに広すぎる学園内の敷地にイライラしながら噴水にまで脳内で喧嘩をふっかける。
ゲームしてる時は寮まで一瞬だっただろ!【寮へ行く】ボタン何処!クリックさせろ!
ようやくゲームの中で見た見覚えのある寮に着き、ホッとしつつ寮の中へと入った
イケメンな管理人さんから寮の説明を受け、寮の詳しいことが載っているというパンフレットを貰う。なんでも部屋番号もこのパンフレットの最後のページに印字されてるとか。
流石に平日の午前中なだけあって生徒の姿はなく、パンフレットをパラパラと捲りながらエレベーターの前に立つ。
「っと、俺の部屋はー?」
パンフレットの一番最後のページを開くと【801】の数字
で、出やがったな!はっぴゃ・・・やおい?・・・いやいやいや、落ち着け俺。部屋番号だ、普通に【はちまるいち】号室でいいだろ!
開いたエレベーターに乗り、パンフレットに載っている自分の部屋がある階のボタンを押す。
静かに浮上するエレベーターは何処の階に止まるでもなく目的の階まで辿り着きドアが開く。エレベーターから降りて右側の一番奥が自分の部屋らしい。
「角部屋バンザイ!」
鼻歌交じりにカードキーを取り出し窪みにスライドさせ、ピピッという音と共に赤いランプが緑に変わる。
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