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普通に朝食をとって、学校に行こうと玄関まできたとこで兄貴に呼び止められた。
どうせ一緒に行こうとか言ってくるだろうから無視していたら、やけに今日はしつこい。
「ねぇーーぇーー!!!あきちゃんんん!!
学校!!!一緒に!!!行こうよ!!」
「あぁぁ!!しつこい!!!なんでだよ!!」
「いいじゃんたまにはーーっ、お兄ちゃんと
学校行こう??ね?」
「う!!ぜ!!え!!」
腰にまとわりついてくるの兄貴をそのままにして、ずるずるとひきづっていくが、一向に離れる気配がない。
「いいじゃんいいじゃん!今日の夕飯オムライス
にしてあげるから!!
「お、オムライスとか…つられるわけ…」
「唐揚げもつける!」
そこまで言われると、正直少し考えてしまう。
2つともすきな食べ物だ。しかも、梓がつくるのはめちゃくちゃ美味い。
「きょ、今日だけだからな…」
「わーい!!さすがあきちゃん!」
そのままぐいぐい手を引っ張られる、最悪だ。
こいつと登校すると本当にろくなことないんだ、今にわかる。
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