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譲と隼人 2 ※
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「ああ、いやらしい……ローションで何する気だったんですか?」
俺は、病院内の小部屋で、友人の兄である医師の、裸の尻の割れ目を、幾度も指でなぞった。
ぬるぬるとしたローションでよく滑る指の動きに、彼のペニスは、気持ち良さげにピクピクと動いた。
「んっ……」
医師は、快感をこらえているように、膝をガクガクさせ、半開きの口から息を漏らし、苦しげに眉根を寄せていた。
「挿れてほしいんでしょ? 夏目隼人センセ」
隼人のひざで止まっていたグレーのズボンが、脚のわななきで、すとんと床に落ち、ポケットから何かがコトンと転がり出した。
拾い上げると、指サック式のローターだった。
ポケットをさぐると、コンドームの箱も入っていた。
「へえ、アナルオナニーが習慣になってるんですね」
「やめろ、見るな!」
医師は、顔を真っ赤にして、俺の手から、猥褻物を奪い返そうとした。
「そんなに勃たせて。今さら何を言いわけしたとしても説得力ないですよ」
「これは……」
隼人は股間を隠した。
「見せてくださいよ、一人でやってるところ」
俺は、自分のペニスにコンドームをつけながら言った。
「ほら、あなたは、これをはめて」
スチール製の備品棚から使い捨てのゴム手袋を一双とって、医師に渡した。
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