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千里くん
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今日は高校生活二日目。
まぁまだほとんど授業はなく、説明がほとんどだから楽だね!
「あ!佐藤くんおはよう!」
ぱぁっと花が咲きそうな笑顔で千里くんが挨拶をしてきた。
神様ありがとうございますこれで今日も生きていけます。
「千里くんおはよう!」
つられて僕も笑顔になる。
その時僕はあまりの千里くんの笑顔の眩しさに気を取られ、忘れていた。
手に思いっきり18禁の小説を持っていたことを。
しかも今読んでいるところは濡れ場のシーン。しかも挿絵のページ。
・・・・・・・・・
やばい。僕ピンチなう。
その絵を千里くんが見ないわけもなく。
「あー・・・っと・・・さ、とうくん・・・それ・・・」
千里くんが小説を指差す。
長いようで短かった僕の人生・・・終わったか・・・この天使に罵倒しまくられるのかなぁ。
あーそれもありかなぁ。
そんなことを考えていると千里くんが口を開く。
「なーんだ!佐藤くんも僕と一緒だったんだ!」
・・・・・・はい?
「えっと・・・一緒・・・って・・・??」
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