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朝の風景_4-2
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その光を見たら、体にズキンと何かが走った。
それは痛みに似た感覚。
優也さんの瞳から発せられる何かが脳を刺激して痺れてきて、勝手に息が上がってきてしまう。
優也さんの唇に触れたくてもがくと、逃げると思われたのか手首を強く握りしめられた。
「違っ…キス、したい、です」
そう言った声が上擦ってかすれてる。
小さく笑った優也さんは唇にちょんっ、ちょんっ、と触れる。
それじゃあ全然足りなくて、首を伸ばす。近くにあった唇に届くとホッとした。
それなのに、すぐに離れていく唇。
焦ってもがくと、また少し笑った優也さんがミネラルウォーターを手に取るのが見えた。
「喉が渇いたんだろ。飲むか?」
「飲ませて、くれますか?」
俯きながら問い掛けると、おもむろに口に水を含んでそのまま僕に口づけた。
冷えた水分が体に染み込む。その水に冷やされた優也さんの舌が入ってきて、飲み込んでしまいたくなる。
水がなくなるのと一緒に出て行こうとしている舌を強引に吸い込む。優也さんは、ほんの一瞬だけ動きをとめてから応えるように絡ませてくれた。
「んっ、んむっ、んんっ」
このまま全部、自分の口から取り込めたらいいのに。
そうしたら、そうできたら…
「…食べちゃいたい」
「残念だけど、俺に食べられるのが先だな」
唇から離れた優也さんは首筋を舐めながら移動していく。
乳首に到達すると両方を指でつままれる。
突然の刺激に驚いた体はソファーで跳ねて、掴まれていた両手は優也さんの首にまわされていた。
そうして体勢を固定させておいて、齧るようにすすって舐め回される。
「あっ、あっ、あんっ」
ぬるりと、ローションを塗った指が入ってきて気付いた。
信じられないくらい体温が上がってきている事に。
くぷくぷと指で中を擦られて、操られるみたいに腰が動く。
ぐいっと指を折り曲げられたら声が抑えられなかった。
「ああっ、やっ、優也さ、んっ」
「や、なのか?」
確かめるように、くるりと指を中でまわしながら僕の顔を覗き込む。
ずるい。そんな質問はずるい。
「…きもち、いい…あっ、ああっ。も、ほしっ」
「もう?まだ解し足りないからもう少し我慢しろ」
宥めるように言われた言葉に首を振って、片手を太ももに添える。
「我慢、できっ、ないっ。」
「朝からそんなに煽られるとは思わなかったよ」
そう言われても、もう欲しい事しか考えられなくて片腕を優也さんの首に回して体を寄せる。
両足を抱え上げられて、後孔に熱い塊がグイ、と押し当てられる。
それだけで期待した体がひくん、と揺れて。
「今日は随分と中が熱い。絡み付いてくるみたいだ、な。」
言いながら根元まで押し入ってくる。
押し入ってくる熱が優也さんの物だと思うと入口が解けるような気がする。
「ああっ、んっ、はぁっ。」
正面から見つめる優也さんの瞳が熱い。
光がゆらゆら揺れて、それにあわせて自分の腰も揺れているようで見ていられない。
きゅっと目を閉じる。
「全部入った…。ここに。愁の中に」
「あっ、はっ、はぁっ…おなか、中っ、いっぱい」
そう言うと中でぐいっと大きくなったように感じる。
下から激しく突き上げられながら顎を掴まれる。
「愁、この中いっぱいにしてるのは誰?」
臍の辺りをお腹の上から押さえられて目を開ける。
「んんっ、優也さんっ、優也さんがっ、ほしかっ、た、あぁっ。あんっ」
瞳を追いかけて唇に縋る。
触れると弾けるような感覚が全身を包む。
ズンズンと突き上げる動きが激しくなって、優也さんの長い指が胸を撫でる。
胸の突起を器用にくすぐり捏ね回される。
「ああっ、ん。だめぇっ、きもちいっ。」
内側の壁を擦って進み、入ってきたのとは違う角度で引き抜かれる。
奔放な腰の動きに間に挟まれた性器からは、だらだらと透明な液体が溢れている。
「あー…ん、はぁっ、あっ、くぅっ…」
体中が熱くてたまらなくて、それなのにもっともっと熱を欲しがって腰をくねらせる。
恥ずかしいとか、みっともないとか考えていられなくて。
優也さんを取り込む行為だったはずなのにいつの間にか快楽を追う行為になってしまっている。
「はあっ、ああんっ、いいっ、ゆ、うやさっ…」
「こっちも、触ってやるから。ほら」
揺らされ続けていた性器をキュッと握られて、溢れている液体を絡めるように擦り上げられる。
体に力が入って、体内に優也さんがいる事がよくわかる。
「ああっ、そこ、さわっちゃ…」
「愁、俺を呼んで。きもちいいな。中も外もびしょ濡れになってる」
耳許で囁かれるその声は、僕の理性を追いやるには充分すぎた。
「あっ…ゆう、やっ、優也っ…い、くっ、」
自分の声と同時に性器から白濁液が飛び出して下腹を濡らした。
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