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唇を離すと、速見の濡れてテラテラといやらしく光る唇と熱を孕んだ瞳が視界に映り、背筋から頭までを這い上がるようなゾクリとした震えが走った。
・・・やべーな。これ
「お前の口、甘い・・・」
「あー・・・、飴食ったからかな」
速見の目が、"もっと欲しい"とねだっているように見えて、再び唇を重ねると、さっきより深く舌を差し入れる。
「んっ、ん・・・はぁっ、ふっん・・・」
速見が繋いでいた手を解くと、少し遠慮がちにその手を俺の背中に回してきた事で、俺の中のスイッチが完全に切り替わった。
舌で上顎を擽り、速見の舌の表面をザラりと擦り合わせながら絡めて舌の裏側まで舐める。
「ぁっ、・・・、ふあ 、っ」
軽く引きかけた速見の頭の後ろに手回して逃げ場を与えないようにガッシリ掴む。
吐息とともに突き出された舌を吸い上げると、背中に回された手に力が篭るのがわかった。
「・・・ん、んむっ、んー!・・・っぷは!はぁ、は・・・まっ、て、っんん!」
速見の制止の言葉を無視して舌も唇も一緒に貪る。
夢中になってキスを繰り返せば、速見の咥内はぐちゃぐちゃに溶けて、飲み下せない唾液が首筋まで伝うほどになっていた。
ヂュクッジュル、グチュグチュっと、キスとは思えない、なめかわしい卑猥な音がトイレの中に響く。
速見の脚がガクガクと震えようとも、嫌がるように首を振ろうとも、気に止めずにキスを続けていると、急に速見が膝から崩れるように落ちた。
「うおっ!は、速見!?」
「っ、ふはぁっ!はっ、はぁ、はぁ・・・はー・・・っ!」
慌てて速見の体を支えるが、速見はそのままズルズルと床にへたり込んでしまった。
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