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君という玉『ギョク』俺だけの玉『ギョク』完結番外編更新中
嫌なタイミング3
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《ナルトside》
「フラッシュバック…」
「で、どんな夢だったんだよ?さぞかしスゲーの見たんだろ?」
「な、なんでっ?」
「お前の反応見てたら一目瞭然だ。
おそらく、俺が夢に出てきて……」
―――ヤバイ、ばれてる!!!!シカマル、鋭いっっっ。
どうしよう、なんて言い訳すればっ
いや、さすがに夢の内容までバレたわけじゃないよな。
ごまかせっ!!
「そ、そうそう。バレちまったかぁ~さすがシカマル!!」
「…で?俺はどんなふうに登場したんだよ」
――ドキっ
「と、登場ってゆーか…」
――シカマルの顔を見上げると、バッチリ目が合う。
反射的に反らしてしまう。顔が熱い。
「いや、ぁの…、」
「あ?」
「…夢で一楽ラーメンシカマルと食ってて、俺がシカマルのラーメンまで食っちまって。シカマル怒って俺を追いかけまわしたんだってばよ!」
「……ラーメンねぇ~。俺がラーメンがらみで出てくるのが不思議だな。チョウジじゃあるまいし。」
「ハハハ~なんでかなぁ?あ、こないだ一緒にラーメン食ったから夢に出たんじゃねーかな!旅から戻ってからはシカマルとしか一楽で会ってなかったからな!新鮮な記憶ってやつ?」
「――あっそ……。夢にまでラーメンとは、おめでたいやつ」
「う、うるさいってばよ!」
―――勢いよくその場に立つナルト。
「じゃ、俺用事あっから!またな~」
―――――――――――――――――――――――――
――ハァハァ、、、上手くごまかせた。
ふ~なんか、俺焦りすぎだ。
忘れようとしてたのに、いきなり現れんなよ~シカマル~。
とっさに用事なんて嘘ついちまって…今から何しよ…。
トボトボと歩きだした。
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