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名前
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俺は名前の知らないその人を連れて帰ってきた。
「あの、名前は....」
俺が問いかけると同時に
「悠月」
ゆづき....と口にした。
「ゆづき....いい名前ですね」
「あの....君は....」
「あ、俺は叶多です。星逢叶多」
「ほしあい....かなた....」
「はい」
「なんか....流れ星みたい」
そう言って微笑んだ悠月はとても綺麗だった。
男の俺でも惚れるくらい....
っていやいや、何言ってんだ俺!?
「そんなこと初めて言われました(苦笑)」
「叶多....くんは何歳?」
「ああ、俺は19で大学生です」
「19か....僕と同じだ」
「そうなんですか!?
てっきり年上かと....
じゃあ敬語いらねーな!
よろしく、悠月」
「うん、よろしく叶多」
そう言ってまた微笑んだ悠月は
天使のようだった。
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