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料理する
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「ええーっと...拓真? 数分で戻ってこれると思うから、少しだけ我慢...」
「やっ」
やって言ったよこの熱だしてるエンジェル!!!
可愛い!!
傍にいてあげたい! と思ったが、拓真にご飯を食べさせてやりたいという気持ちをなんとか持ちこたえる。
よし、いける。
頑張れ修哉!
男だろう!!!
「数分! ほんと数分だから、 待っていてくれ。 な?」
優しくそう説くと、拓真は今だ不機嫌そうな表情で俺のことを見上げてきていた。
ああっ、自然と上目遣いになってる拓真ぎゃんかわ!!!
あと一歩間違えてたらキスしてそのままベッドインしてるぞコノヤロウ!!
「......数分、だぞ」
「うん、いい子いい子」
ちっちゃい子を褒めるかのように頭を撫でてやると、拓真は嬉しそうな表情へと変わり、俺の手に頭を摺り寄せてきた。
ぐうう...!!
拓真が可愛すぎて動悸息切れきつけが...!!!
誰かこの三つの症状に効くという有名なあのCMの薬持ってきて!!!
拓真を部屋で安静にさせてから、一階にある台所へと足早に進んで行った。
数分で戻ると拓真に伝えたが、正直数分で作れるか不安である。
レトルトのお粥に、葱や梅をトッピングするだけだし...いけるか...?
料理スキルを見せつけるとか言っていたが、お粥はまだ作ったことがない。
もちろんレシピを見ながら作るは作るが、失敗したら申し訳ないからな...。
俺は拓真の家にある鍋を借り、水を注いでからその中にレトルトのお粥の袋を入れた。
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