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狐のぬくもり2
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あらすじ。
【罪悪感とともに。】
こんなこと慣れてるはずなのに。
空神と抱き合って、キスして...。
相手が違うだけで、こんなにも変わるものだろうか。
『っ、ねぇ...シテもいいんだよね?』
コン様はまた目が光った。
その目が光る度に体が溶けるようで。
でも。
「...っ......」
『...やっぱり空神の事がひっかかる?』
...っ。
僕は頭を縦に降る。
コン様が傷つく事を知ってても、僕はまだダメなんだ。
『うーん...なら、空神も呼ぼうか?』
...はい?
「...何を言って?」
『んー?いやぁ、アタシもこのままおあずけは嫌だしぃ、神太が怖気づかないならね。』
「なんで...っ」
なんでそこまでしてくれるの?
普通だったら、2人で愛し合うものじゃないの?
それは......。
僕のため?
「ご...ごめんなさい。
コン様...。」
コン様は涙目の僕を抱きしめる。
『んー?何も恥ずかしい事ではないんだから。
...ねぇ?空神?』
ん?
『......神太...?』
その低い声。
よく聞いた、その声は。
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