アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
09
-
蓮のペースに乗せられてる気がしてきた。
でも、何かこういうのって…嬉しい。
「ゆっくり、息吐いて」
「…はふっ」
「なに、はふって…ふふっ」
「だ、だってこの体勢苦しいっ」
俺の身体は横から見たら絶対くの字に曲がってる。
そんなに身体が柔らかいわけじゃないから、膝裏がちょっと痛い。
「そんなの、分からなくなるくらい今から愛し合うんだから、大丈夫」
…….愛し合うって。
俺多分、今すげー顔とか赤いんだろうな。身体中が熱い。
「あ、はぁ…」
蓮が少し腰を動かし、俺の後孔が蓮の自身によって押し広げられていく。
「っ、…そう、ゆっくり、ね」
蓮も苦しいのだろうか。
眉間に皺が寄り、額には汗が流れている。口から洩れる息が、熱を含んでいて色っぽい。
「んふっ…いた、い」
ぐぐっと熱くて太い蓮の自身が押し進められ、後孔がヒリヒリと痛む。
指よりも強い圧迫感に、呼吸が乱れる。
「あ、はっ…くるし」
「後少しだよ、尚…見てる?」
蓮のを受け入れるのに必死で、そんな余裕ない。
「は、早く…も、いいか、ら」
でも、早く蓮のものが欲しい。
「も、いいっ、から早くっ」
「ーーなおっ」
「ぁあっ!」
ずぷっと奥まで蓮の自身が届いて、内臓が押し上げられる感覚に眩暈がする。
き、気持ち悪い。
「なお、なお…」
名前を呼ばれて、手を伸ばした。
優しくて温かい蓮の手が俺の手を握り、指が絡まる。
初めて手を繋いだな。
絶対、この手を離したくない。
繋がっていたい。
「尚、大丈夫?」
「はっ、…へーき。だか、ら…うごいて」
やっぱり蓮は優しいな。
「ん、はっ…」
ゆっくりと、蓮の腰が前後に動く。苦しいくて痛いけど、繋がっているって思うと我慢出来た。
「ん、尚…解る?俺の…尚の中に入ってるよっ」
「あ、はぁ…はっ、わか、る」
「ね、……見て。尚、よく見てて」
辛そうだけど、それでも笑って言う蓮に嫌だと言えなくて、繋がっている場所に視線を戻した。
元気だった俺の自身は気持ち悪さと痛みで少し萎えてしまっていたけど、その分ソコがよく見えて、俺の後孔に蓮のものが出たり入ったりしているのがわかる。
見ていると、凄くいやらしい気持ちになってきた。
「ん、…見え、る」
「ね、繋がったよ…尚の中、凄くいい。…熱くて、絡み付いてくる」
「い、いうなあっ、あっ、やっ」
さっきよりも早い律動に、ギシギシとベッドが悲鳴を上げた。
蓮の自身が当たっている場所が、さっき指で刺激されていた所に擦れて頭に火花が散ったみたいにチカチカする。
「やっ、あ、んっ…ふっ」
「はっ、尚、尚のイイトコ、ここだよね?」
「んっ…やらっダメッ…そこ、やっ」
ぐちゅぐちゅと接合部から卑猥な音が出始め、脳を刺激する。
やばい。すげー気持ちイイ。
「尚、…好きだよ」
「ん、ふっ…あっ、も、イクッ」
前立腺を刺激されて、痛みとか気持ち悪さも無くなって、快感だけが襲う。
萎えかけていた俺の自身はヒクヒク揺れて頭を擡げ、先端から滲み出ている先走りでテカっている。
「っ、まだ…ダメ」
繋いでいた手が離され、その手をもう一度掴み直そうとしたけれど、空気を掴んだだけだった。
出そうでビクついている俺の中心の根元を、その手で塞がれてしまった。
「…尚と、一緒にイきたいって、っ、言ったでしょ?」
前言撤回。
蓮は、やっぱり意地悪だ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
37 / 39