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資料室
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「せんせー、来たから留年にするとか、一生雑用とかやめてくださいねーって、あれ?」
呼び出しをくらったから、放課後わざわざ出向いてきたのに誰もいない
なんだよ呼び出しておいて
「……なんだよ。帰るか」
と思って後ろを振り向いた瞬間、口元に布が当てられ、いきなり眠気に襲われて意識が飛んだ。
「ん……」
「目が覚めた?櫻井御影くん」
「…鹿野、先生?」
鹿野、さっき俺を呼び出した先生
はっきりしてきた頭で状況を判断しようとする
辺りを見渡すと、さっきの資料室だってことがわかった
「で、なんで俺は繋がれてるわけ?」
両手を縛った鎖に疑問を投げつける
鹿野は薄気味悪く笑い、僕の顎に手を添える。
「君から……血を奪いやすくするためだよ」
「!!!」
はぁっと開けられた口から淫らに溢れる吸血鬼の牙
嘘だろ……こんな近くにヴァンパイアがいたなんて
れろっと首筋を舐められる
「君からはとてもいい匂いがするんだ。なんだろうねこの匂いの正体は」
「知るか……ってか、やめっ」
鹿野の吐息が首にかかって気持ち悪い
舐められたところが冷んやりとする
そして、チクっと痛みが走った
「あ……っ」
「なに、さっきから色っぽい声出して。まだ噛んでないよ?」
噛んでない?だったら今俺の首に流れてる液体はなんだよ
皮肉交じりの言葉でも投げかけてやりたかった
だけど恐怖で体が動かない
はっ。ヴァンパイアを倒すんだってあんなに毎日トレーニングして筋肉もつけたのにな
大事な時に役立たないんじゃ意味がない
「君さ、もしかして」
「あっ……やめっ、どこさわって……っ」
鹿野の手が俺のものをぎゅっと包むように握った
「こっち方面も楽しませてくれる子?ラッキー。じゃあ先にこっちから……」
制服の上から胸の突起を思い切りつねられ、痛くて声を上げそうになった
ダメだ。思うツボなんだよそれじゃ
堪えろ、堪えてろ
そのうち飽きてやめる
大丈夫……大丈夫……大丈夫
「我慢するの?じゃあもっと恥ずかしい状態にしちゃおうかな」
腕を拘束されて動けないことをいいことに、鹿野は俺のズボンをパンツごと脱がした
そのせいで露わになった俺の自身
「……あっは。前から顔は可愛いと思ってたけどこっちも可愛いねぇ。ぷるぷるして震えててさ。触ってくださいとでも言ってるみたいだよ」
「だまれ……っ」
「黙るわけねーだろ」
鹿野はなんのためらいもなく俺のものを口にふくんだ
「えっ?!」
余りにも唐突なことすぎて訳がわからない
だけど、だんだんと襲ってくる嫌なのに感じてしまってる感覚
裏筋や先っぽを舐められたら声が漏れそうになる
「……っ。……ん…っふ……っ」
歯を食いしばって声を我慢する
そうしてたら、いきなり口に鹿野の指が侵入してきた
「は…っ、あっ……らめっ……っ」
口が開けられたことで漏れてしまう声
イヤだ。やめろ。止めろよ……っ
こんなの…俺の声じゃない……!!
「言っとくけど、ここ資料室だから防音対策ないよ」
「…あっ、…っ、やめろ……よっ」
「それは無理かな」
もう……ヤバい
こんなゲスい奴の手でイかされるとかありえねぇ…!
ガラガラッ
「御影!?」
勢いよく開いた扉からは、悠の姿が
「ゆ……う…っ」
「なっ?!鹿野先生、何をしているんですか」
悠は状況を見て目を見開いて驚いたが、すぐに冷静な言葉に戻る
鹿野は慌てた様子で俺から離れた
「ちっ。こんなところで黒野が来るとは思わなかったわ。しゃーね。やめたやめた」
鹿野は悠の横を通り過ぎる……
悠はサッと俺に駆け寄ってきて、縛られている手を解く
「悠……俺…っ」
「大丈夫。御影は悪くないよ」
「……っ」
こんなの…こんな恐怖があるなんて初めて知った……
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