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僕の詩
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僕の脳裏に詩が流れた。
君は何ごともなかったことにしたいの?
なぜ、君はそんなに悲しそうなの?
僕に教えてほしい。
なぜ、黙っているの?
それなのに、なぜ、僕の側にいるの、何も言ってくれないのに。
言えないのなら、僕はいったいどうしたらいいの?
僕はいったいどうしたらいいの?
君が忘れたいというなら
暗渠には何も流れていないというなら
僕は信じよう
でも、君は、一方で、なぜ僕をつかまえるの?
何を言おうとしているの?
言えないのなら、僕はいったいどうしたらいいの?
傷は癒えていくものだ。
でも、君の心は、まだ血を流しているね
なぜ、隠すのだ、指の間から血が流れるのを
その血のついた手を。
言えないのなら、どうしたらいいの?
血のついた手を、かざして、マクベスのように
君は何を殺したの?
君はなぜ、そこにいるの? 血を流したまま
朱(あけ)に染まり、うずくまったまま
こっちへおいでよ、なぜそこにいるの?
言えないのなら、僕はどうしたらいいの?
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