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仁の部屋
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仁の一人暮らしのアパートは、居酒屋仁から徒歩10分。
そんなに大きくない二階建てのアパート
「ったく、母さんってば荷物多いよ」
雪菜さんは布団やら、俺のための服やら、生活用品やらを仁にありったけ渡して
『仁に襲われたら、私に言ってね!』
と笑顔で言われた。
「ほら、さっさと入れ」
「お邪魔、します…」
2DKの部屋
外はボロいけど、中は綺麗だし、広い
「右はお前の部屋にしちゃっていいぞー」
ベッドの置いてある部屋なのに
「いいのかよ。」
「何が?」
だって家主を差し置いて、俺が寝ていいのか
「なんだよ。一人じゃねれないのか?」
「ね、寝れるっ!」
もう、いいっ!
仁に突っ込んでも、しょうがない
「寝る前に風呂。」
着替えを顔面にぶつけられる
「…入ってくる!!」
「行ってらっしゃい」
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