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怒らせたら怖い人
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ホテルの部屋に入ると、川島にベットに押し倒される
「ちょ、っと、シャワーくらいっ…」
「我慢できない!はる、挿れるよ」
「ま、て、この前は挿れないって…」
ベルトを外される音が響く
「君が言わなきゃ、問題ないだろ?」
こいつ、盛りすぎだろっ!!
「…っ!脱いで!せめて、お前も脱いでからにして!」
少しでも、落ち着かせるために言えば、川島はバサリとすぐに脱いでしまう。
逆効果だった。
するりと、ズボンを脱がされて
「ほんとに、まって、お願い、まって…っ」
「我慢して、はる。はるなら大丈夫。たくさん咥えてきたんだろ?」
そうだ、俺は汚れてる
でも、こんなのやだ
無理矢理されるのは、もう、やめたい
仁の顔が頭に浮かぶ、
仁…なら、良いのに
「っじ、ん」
助けなんて来ないって分かってるのに、仁なら助けてくれるんじゃないかって期待してる
バカだ。
仁だってきっと呆れてる。
あんな風に突き放しておいて、都合が悪くなって助けてなんて…言えない
でも、仁。
俺、本当は仁に助けてって言いたい
こんな、出口の見えない所から連れ出して欲しい。もう痛い思いはしたくない。
やだ。いやだ。
そんな風に言ってやめてもらえた事なんてないのに
俺の言葉なんて無意味だ
誰か、聞いてよ
視界が潤んでいく
目を瞑れば、目尻から涙が伝うのがわかった
ごめんなさい。
俺、一瞬でも仁なら無理矢理でも良いと思った。
仁はそんなことしない。
俺に、とことん優しいんだから
「挿れるよ?」
「やだ…やめて!やだ!」
嫌がるとこいつらは喜ぶ。
でも、口からは本音しかでてこない
「栗橋に、言いつけちゃうよ?」
「っ!それだけは…」
嫌われちゃうのだけは、避けたい
体に力を入れて、挿れられる痛みに備えた
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