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こじれるby栗橋
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誕生日
そうか、今日は俺の誕生日なのか
テーブルいっぱいの豪華な料理
帰ってくるなり、潤む瞳
可愛い
俺の為にやったわけだ
危うく、理性が吹っ飛ぶかと思った
というか、軽く吹っ飛んでた…
まぁ、結局、手を出せなかったんだけど
邪魔をしてくる鶴瀬…と
軽く挨拶で済まそうとしてた蒼先輩が来て
良かったのか、悪かったのか
いや、残念だ
蒼先輩の結婚話より、春斗と過ごせなくなりそうなのが、落ち込む。
2人で過ごしたいな
春斗と、ゆっくりしたい
襲わないようにしないとだけど
まぁ、春斗は嫌がるだろうし
そう思ったのに…
「いいよ。」
意外だった
絶対嫌がると思ったのに。
どうしたんだろう
なんか、今日の春斗はどこか焦ってる
「なぁ、栗橋…」
ケーキを取りに行った春斗と
トイレに行った鶴瀬
俺は蒼先輩と、2人っきりだった
ほんのり酔っ払ってる蒼先輩は
相変わらず、可愛い
「?なんですか?」
「悪かったな…邪魔して。ちょっと軽くおめでとうって言って帰ろうかと思ってたんだよ。」
「どーせ、鶴瀬のせいでしょう?別に良いですよ」
鶴瀬は強引だからなぁ
「でもさ〜…」
何か言いたげな、蒼先輩
ちらりと上目遣いで見てくる
相変わらず、無自覚だなぁ
そんな顔したら、並木さんに怒られるよ?
「春斗…遅いですね?」
なんとなく、話をずらして
キッチンに足を運ぶ
部屋とキッチンを繋ぐドアを開けば
声が聞こえた
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