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欲望⑧★スカー×エド
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「ん……」
鋼は、トロっと俺の精液を手のひらに垂らす。
……なんとも言えない光景だ。
行為の最中に下着も下げられ、剥き出しになった俺のペニスは、果てたばかりだというのに疲れを知らないのか再び硬くなりつつある。
鋼は俺の上に股がり、首もとに唇を落としてくる。
「んん!……っ、ん、ぁん……………ん………」
どうやら俺の精液は、これからの行為の潤滑にするようだ。
鋼はその手の平の精液を自らの穴に塗り、更に指をめり込ませ抜き差ししている。
2本の指で弄りながら、甘い声で鳴く…
初めての行為でないことは明らかだった。
「アル…、アル………ん、いい………アル…」
弟を求め、来る日を想像して、待ち望んで、その欲を悶々と溜めていたのだろう。
弟と思っている俺に触れて、疼いている穴を弄り、感じている顔を晒けて、
「アル…ん……はぁ」
俺の唇に触れた…。
鋼の唇は柔らかく、温かく、ぬるっと蠢く舌が口内に侵入してくる。
「……ん、う………」
鋼の舌が絡んでくる
俺は鋼の求めに応じ、小さな舌に絡めていく。
深い口づけになっていき、鋼の穴を触る手は緩まることなく動いている。
その雰囲気にあてられ、俺は再び熱くなってしまった。
鋼の触れていないペニスも、勃起している。
蕩けた表情をして俺の舌を吸い伝う唾液が、普段の鋼からは想像出来ないほど妖艶で、現実味を失う。
しかし、それは鋼だけだ。醒めたあと、どうなるのか……
絶望、悲しみ、嫌悪、罪悪感、後悔……負の感情がおしよせてくるだろう。
弟ではなく、俺という現実に戻ってしまった時。
だが、もう遅い…。
俺は現実、このまま、この淫らな時をお前と過ごす…
お前は夢の中にいるといい……
あわよくば醒めることのないように願う。
夢だとしても、弟と求め合ったということを。
………それを、お前の体に刻もう。
「っ、アル…………、もう、アルのが欲しい……アル…」
鋼は弄るのをやめ、柔らかい尻肉の間に俺のペニスを挟み、その穴に誘いこむ。
俺は濡れ解れたその穴めがけて、己のモノを突き刺す。
鋼の腰を掴み、一気に貫いた。
「ぅああああ!!んん!!」
鋼の声が響く。
苦しみもあるだろうが、柔らかいその穴の中に俺のペニスが馴染むと、
「……っ、ん、あぁ…」
動いてもないのに、俺のペニスの存在だけで感じているようだ。
締め付けてくる…。よほど待ち望んでいたのだろうか。
鋼の小柄な体型は、好きに動かしやすい。
腰を掴んだまま、軽く突くと、いい声で鳴きはじめる。
更に突き続けると、必死に俺の首にしがみつきながら喘ぐ。
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