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朝。俊哉side
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三國くんが事故に遭った次の日。
金曜日だから学校はもちろんあって。
「三國くん、学校行く…?」
俺は三國家の玄関に立っていた。
いつもより30分早く出てきた。
というか目が覚めて、早く出てきちゃった。
時刻は7:46。
「あー…面倒から休もうと思ってたけど…鈴木くんが世話してくれるんだ!行く!」
「世話するとは言ってない」
「鈴木くんのケチ!」
「と、言いたいけど今回ばかりは俺が頑張る…」
「まじで??やった!とりあえず上がって!」
折れた右脚は昨日と同じく白いギプスで固められていて、あちこちの絆創膏やガーゼも昨日と同じ。
三國くんは、事故に遭う前も今も変わらない。
何故か落ち着いた。
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