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今から向かう部屋の監視カメラについて無線で旭陽に連絡をもらう。
……どうやらカメラは2台、特に特殊な仕掛けはされていないごく普通の部屋らしい。
さすが会員制なだけありパーティ会場の入口でも厳重な護衛がいた。そのため無線を入れ込むのにちょっとした小細工までしたほどだ。バレないために無線自体も使える回数は限られている。
「実は今現在お売りすることのできる奴隷は1人だけなんですが。」
湊翔くんの事だろうか。
「どういった子か詳しく聞かせていただいてもよろしいですか?」
「少し強気な中学生くらいの男の子です。現在他の人に買われているのですがね…少し事情がありまして今度引き取る予定なんです。……いかがです?強気な人を力で押し付けて服従させるご趣味はお持ちでして??クスクス」
「…とても楽しそうだ。写真などはお持ちですか?是非顔を見たいのですが。」
あくまでも自然と。
焦ってはいけない。
まだまだこの女の奥にまで入り込まなければ。
「こちらになります。」
…やはり、か。
「おぉ、これはかなりの上玉ですね。気に入りました。
金はいくらでも積みましょう。ご希望額は?」
「…500万円でよろしいです。」
「なっっ!正気ですか?!理由は?」
……まぁ、これも計画の内だけどね。
晃羅も湊翔くんを買った時これくらいの金額だったと言っていた。
しかし代わりに────
「その代わりこの子を死なない程度に存分に痛め付けて欲しいんですよ。生地獄を体験させていただきたいのです。」
にっこりと微笑む女。
それはもう、とても嬉しそうに。
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