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高尾愛⑧
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「ん?」
「どうしました?」
「あれってさ、元洛山のさ…」
「実渕さんっスね!」
「あ、こっちに気付いたみた…」
ドドドドドドドドッ‼︎‼︎‼︎
ひいぃぃぃ‼︎‼︎
ガシッ‼︎
「ヤダすっごい偶然‼︎高尾くんじゃない‼︎」
「は、はぁ…ども。」
「実渕さんは京都にお住まいでは?」
「征ちゃんに会いに来たのよ♡」
「へー!赤司っちに!」
「あ"?」
「すんまっせんッス‼︎‼︎」
「てか良く覚えてますね、俺結構影薄くないすか?真ちゃんに比べたら。」
「覚えてるわ、だってタイプだ、も、の♡」
「………そっ…スカ。」
「あ、私スグ行かないといけないのよ、高尾くん連絡先教えてくれるかしら?」
「別にいっすけど」
「今度来た時お茶でもしましょ♡」
「…………ウス。」
「やだ、怖がらないで!」
「いや別に…」
「それじゃまたね♡」
「あ…はい」
はー…
「嵐のような人ですね。」
「俺なんか一蹴ッスわ…」
とにかくまともなヤツがいねーな…
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