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じゅうさん。
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マコが焼きそばを買いに行っている間、俺はベンチで祭りの様子を眺めていた
キラキラ光るオレンジ色の明かりの中
前を通りすがる人はみんな笑顔で幸せそうだ
呆然とその光景を眺めていると、ある1人の男が俺に話しかけて来た
「あれ?そこにいるの、恭ちゃん……?」
見るとそこにいたのは俺のよく知っている男。
(うわ、めんどくさいのが来た……)
「うわっ!まじで恭ちゃんじゃんっ!
なんでなんで??どうしてここにいる訳〜??」
ソイツは俺だと気づいた途端、わざとらしい笑顔でニコニコと俺に近づいてくる
その表情はいかにも面白いものを見つけたような顔だ
「裕二。」
「あはは。珍しいこともあるもんだね
恭ちゃんがお祭りにくるなんて明日槍でも降ってくるんじゃないの?」
「はぁ……、お前に関係ねぇだろ……。」
「いやいやー。幼なじみとして、ここは見逃せないっしょ!
なになに?どうゆう心境の変化?
みんなの誘いあんなに断ってたのになんで此処にいる訳?彼女とも行ったことないくせに」
「別に。ただ此処にいるだけだけど」
まずい
このままマコが帰ってきたらますます面倒くさい事になる
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