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ご。
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小学校の近くに行くとゾロゾロと小学生が校門から出てきていた
「……で、どーすんだよ。」
とりあえず少し距離を置いて様子を見ているが、全然マコが出てくる気配が無い
「大丈夫。俺に任せて」
裕二が小学生の元へ足を進めていき、マコと同い年くらいの少年に話しかけた
「こんにちは。いきなり話しかけてごめんねー。
ちょっと君に聞きたいことがあるんだけどいいかなぁー?」
小さな少年に話しかけた裕二は彼と目線を合わせるようにして膝を曲げる
こんな事して絶対怪しいはずなのだが、そこは奴の凄いところ
陽気なオーラで違和感が全然ないのだ
「別にいいですけど。なんですかー?」
ほら見ろ。話しかけられた少年は何の疑いもせず素直に彼の質問を聞こうとしているではないか
(でも、それだけでマコの居場所が本当に分かんのか……?)
「あのさ、この学校に柳木真っていう子がいると思うんだけど知ってる?
俺、その子のお兄さんの友達で真くんに用があるんだけど……、」
「え?真ですか?
知ってますよ、同じクラスだったし」
「ほんとっ!?じゃあ彼が今どこにいるか分かるかな?
もしかしてもう家に帰っちゃった?」
裕二は笑顔でスラスラと上手に話を進めていく。
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