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新しい家族2(アキ)
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気がつくとそこは見知らぬベッドだった。
僕を助けてくれた男の人がそこに居たので事情を説明して血を貰った。
優しくキスして、目がトロンとなったのを確認してからカプッっとかぶりついた。
んっ…んっ、んっ……
あまりにも喉が渇いていたせいか少し飲みすぎたかもしれない。貧血になったかな?
そのあと、僕はその男の人の名前を教えてもらった。
晴也って言うんだって。
「晴也か…可愛い名前…」
僕はそう小声で呟いていた。
晴也はとても優しくて、一緒に住んでいいと言ってくれた。
どうせ外に出てもまた死にかけるんだろうし、ここはお世話になろうかな。
「お世話になります。」
「おぅ!任せとけ!!」
晴也は胸を張って言った。僕は心底嬉しかった。なぜなら、僕に新しく家族が出来たんだもん。
けど、”実は僕、ホモなんだ”とか言えない…せっかく助けてくれたのに…こんなカッコいい人に出会ったの初めてなのに…
この時僕はまだ知らなかった。晴也とあんな仲になってしまうなんて…。
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