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きゅうじゅう。
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少し硬直したのち、くりくりの栗色の毛がゆっくり動く。
「ごめんッ!!ごめん、ミカ!!」
ミツキの拘束が緩んだ隙にミツキの手を逃れ、俺を見上げるミカの肩に手を掛ける。
苦い顔をして黙って俺を見つめているミカの口の端からは俺の白濁の液体。
ゆっくりした動作で口の端を拭った。
「早く吐け!!」
力なく首を横に振った。
苦い顔をして口を真一文字に引き締めている。
「ミカ、いい加減にしないと怒るぞ?」
潤んだ瞳が、やがて観念したかのように逸らされ、俺の精液がタイルの上に吐き出された。
「ぅえ゛ッ…!マズッ!!」
ぺっぺと吐き出し、ミツキが持ってきた水で口をゆすいでいた。
…………うん。
わかってる。美味しいわけがない。
当たり前じゃん。
だけどさ、
すっげー傷付くわ…。
シャワーを取り、蛇口を捻ってミカが吐き出したものを流す。
「う゛う゛う゛ーゲン兄の遺伝子……。」
「………気持ち悪いこと言うな。」
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