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あぶない男 4
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「ついたど」
歩き出してから30分。
やっとついたけど相当な距離あるよこれ...
「道案内、ありがとう」
「いいんだ。俺も寮に用事があったでの」
「あの、右京。寮長室って書いてある部屋に行けばいいのか?」
聞くと、右京はコクコクと頷いた。
寮長室まで歩くが、後ろからずっと右京が着いてきている。右京も寮長室に用事あるのかな..
取り敢えず、寮長室をノックする。
コンコン...というノック音楽響くだけで、寮長室からの返事はなかった。
「あれ?寮長今いないのかな?」
「ん...ここにいるど」
「えっ?」
振り返った先には、右京の姿。
「...えっ?」
「ん...忘れてたけど、俺が寮長だで」
「ええええええええ!?」
「ん...中入るど」
忘れてたってなんで!?
あ、でもたまたま迎えに来てくれた何て事も無いだろうし、え!?
完全に混乱。
「ん...いいから入るど」
「あ、はい...」
.
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