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この可愛い生き物は(佐久間視点)
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「こわい」
そう言った惇君は、小刻みに身体を震わせていた
流石にやり過ぎたか
ゆっくりと身体を離し、大丈夫だよと手を握って落ち着かせた
「何が怖かった?」
ふるふると、首を横に振るばかりで、何も言おうとしない惇君
はぁとため息を漏らすと、ビクッと肩を震わせた
「今のは、自分に対してのため息だから、惇君は悪くないよ。ちょっと、やり過ぎたね。ごめんな。気持ち良さそうな惇君見てたら、もっとしてあげたくなって」
破ってしまったシャツの代わりに、自分のシャツを着せてベッドに腰掛けるように座らせ、部屋に備え付けのコーヒーメーカーから冷めたコーヒーをカップに入れてサイドテーブルの上に置いた
「猫舌だから、冷めてる方がいいよね?それとも、他の物飲む?何か持ってくるけど」
「コーヒーでいい」
やっと喋った惇君を見て安堵した
ふと冷めたコーヒーを飲む惇君を眺めながら、次は媚薬もアリかな?と考えたが
自分が気持ちよくさせるのとは違うと思い直した
やっぱり、自分の手で愛でたほうがいいよね?
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