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1日目part1
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いつからだろう………この部屋に来て足首に鎖をつけられて……どのくらいがたったのだろう………
部屋の中は窓がないからいつも暗い……時計も無い……灯りは天井についている照明だけ………
抵抗するのも疲れてしまっている俺にはもう時間なんてもうどうでもいいような気もするが……
「起きているかい?千歳(ちとせ)……」
部屋の扉から入ってきたのは俺をここに閉じ込めた張本人の一人で実の兄の碧(あおい)だ……
「あお兄………燈夜(とうや)は?」
「あぁ、燈夜は今日は遅くなると言っていたかな………だけどまあ、もう少ししたら帰ってくるんじゃないかな?」
俺を閉じ込めたのはあお兄だけじゃない………実の弟の燈夜も協力して俺を閉じ込め犯した………
そう。俺は実の兄弟達に監禁されている。
ことの発端は数日前…………
俺達に両親はいない……まだ、俺が中学生の頃に二人とも亡くなったからだ。
それから、俺達、3人は協力しながら生活してきた。家のローンとかは親父がもう払い終えていたから普通に食費とかを稼げば生活できた。
それから、俺は大学生になり兄の碧は自宅でだが仕事が出来る仕事に就き、弟の燈夜は高校生になった。
仲がいいと近所でも評判になるくらいだ。
まあ、俺達にとっては唯一の家族だから仲はいい……しあわせだった。
だけど、あの日俺の一言で……この幸せが壊れた………
「俺、彼女出来たんだけどさ………結構長く続いたから同棲してみたいんだけど……」
俺は高校な時からの彼女がいてそろそろ同棲してみようと話をしていた。だから、三人揃って夕飯を食べている時にこの話をした。二人は少し驚いているようすだったけど「良かったな」と言ってくれていた。
祝おうということで、あお兄が酒を持ってきて乾杯しながら飲んでいくうちに酔ってきたのかだんだん眠くなって意識を失った。
そして、目が覚めた時には真っ暗な窓の無い部屋にいた………
扉があり開こうとしたけど開かなくて………
どうしようかと扉から少し離れて考えていると二人が入ってきた。
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