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開始 浩side
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「へぇ、結局付き合ったんだ、遂に浩の恋が実ったんだね」
陸に呼び出され、俺の住んでいるアパートから徒歩5分圏内にある陸の事務所にいる
事務所に着いて早々、壱との詳細を聞かれ成り行きを説明した
「てか、お前が俺をここに呼ぶなんて珍しいな」
この事務所はほとんどの従業員が出入りできない離れのようなもので、陸専用の事務所となっていた
仕事上の機密情報の漏れを警戒してか、この俺でさえ今までにこの事務所を訪れたのは2度ほどしかない
「だって知られたくないでしょ?」
「あ?」
「壱くんの前で仕事の話したら、バレちゃうんじゃない?浩が闇医者ってこと」
にやりと陸は口角をあげる
「だからこれからは、仕事の話はここでしよう。ここなら俺の兄貴しかこない、ん?なに?不満ある?」
「いや…陸って意外と気使えるんだなと思って」
「あははっ、失礼極まりないこと言うね?」
ケラケラと陸は笑う
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